きっかけは先輩からのアドバイス

購入のきっかけは「会社の先輩の一言」と話すF様。何気ない会話の中で今回購入したマンションの話題になったそうです。購入前は6帖ほどのワンルーム賃貸に住んでいたというF様。「かなり手狭に感じて、すぐに転居を考えました。安ければ狭くてもいいって思っていたんですが、やっぱりダメでしたね」と苦笑いを浮かべるF様。物件を探しはじめたときから購入も視野に入れて検討していたので、今回の物件にも目が向いたとのことです。当時を振り返り「駅徒歩5分の新築マンションを、23区内にありながらこの価格で購入できたのは奇跡的でした」と感慨深げに語ってくれました。なにより「23区でこの価格は珍しいし、なかなか出てこないよね。試しに見て来てみたら？」という会社の先輩のアドバイスを受けてすぐにモデルルームを見学しに行った、というF様の行動力には目を瞠るものがあります。弱冠25歳でマンションを購入した胆力をこのエピソードに垣間見ました。「やはり立地がよかったです。最初は23区内で駅5分というところばかり見ていたのですが、実際に住んでみると周囲にスーパーやドラッグストアがあり、今までのコンビニ通いよりも節約できています」とF様。分譲用のマンションは住む人の暮らしやすさも視野に入れた仕入れや設計をしているので、賃貸暮らしとの違いが住んでからも実感できたそうです。

賃貸から分譲へ。購入にあたり、暮らしやすさを意識しただけではなかったと語るF様。「買って終わりではなく、将来に向けて選択ができるかどうかも考慮しました」。だからこそ、駅から徒歩5分圏内、23区内という好立地を魅力に感じたとのこと。「家の中は好きなように変えられるけれど、立地は変えられませんからね。だからこのロケーションを意識的に選びました」。将来にわたって、多くの人が住みたくなる街や場所。売るにしても貸すにしても重要なポイントです。家族構成の変化や勤務地など、人生の変わり目になった時でも、好立地で資産性がある。そんな“リセールバリューのある物件”だったことが、20代で物件を買っておくべきだという大きな決断につながりました。資産形成という観点では、賃貸という選択では何も残らないですが、購入すれば月々の支払いが資産になる。賃貸は何も残らないけれど、購入するとなれば将来的には資産として活用できる。F様の堅実な面が伺えます。

間取りの変更はしなかったものの、細かい箇所にこだわったというF様。F様がまずこだわったのは部屋の照明です。空間を広く、そしてオシャレに演出したかったため、照明をダウンライトにしたそうです。「部屋全体がオシャレになりますし、天井に圧迫感がないので広く感じられます」。ダウンライトを配置した箇所を図面で示しながら話してくれました。部屋が暗くなるのを避けるため少し多めに配置したそうです。洗面台にもこだわりがありました。ミラーの下の部分をタイル張りにすることで、ここもオシャレ感を演出。これはオープンハウスの担当の方にオススメされたそうです。水はね汚れがどうしても目立ってしまう鏡の下部をタイルにするという仕様変更。気付きにくい箇所もサポートしてくれるのはプロならではの提案です。「オシャレさに加えて、汚れも目立たない。一石二鳥だなと思ってお願いしました。さすがプロですよね」とF様。「賃貸ではインテリア面ではこだわれても、実用性という面ではどうしてもこだわれない箇所が多々ありました。ひと様の所有物ですからね。購入したことでオシャレさに加えて、自分が暮らしやすい空間をつくっていけるので購入して良かったと思います」と喜びを語ってくれました。

「なにより広くなったことで暮らしが充実しました」とF様。元々広くしたいと思っていたこともあり、その点がやはりF様の満足度をより高めたようです。「前々から憧れていたダブルサイズのベッドとL字型ソファを置くことができました。これだけでも家に帰るのが楽しみになります」とF様は頬を緩めます。「20代で住宅を購入するというのは大きな決断ではありますが、立地や価格、広さなどでいいと思った物件があったら購入した方が絶対にいいです。一人暮らしにちょうどいい広さの新築マンションも結構あるって知ることができたのは大きな発見でした。」F様はそう語ります。「買えるなら年齢は関係ないですね。あ、あと友だちにも自慢できますし。」と笑顔のF様。さらに引っ越してからも日々「こうしてみたい」「こう暮らしたい」という夢が膨らんでいるそうです。若くして買うことが、不安ではなく夢や希望あふれる暮らしに繋がっている様を目の当たりにしました。