「購入の一番の決め手は、やはり立地ですね」と答えてくださるA様が選ばれたお住まいは、渋谷区の低層住居専用地域に位置する閑静な住宅街。「安全で住みやすく、新築はもちろん、中古物件もなかなか売りに出されることのないエリア。周辺に高層マンションが乱立することもない。資産価値としても申し分ないですね」。
以前は、単身者用の1K約25平米の賃貸マンションに住んでおられました。勤務先まで20分以内と便利なものの、30歳を過ぎ、金銭的にも余裕が出てきたので、もう少し広い部屋に移りたいと思うようになったそうです。ただ、広くて立地が良ければ、家賃はより高くなる。それなら、将来、ライフステージが変わっても、売却や賃貸収入といった選択肢もあるマイホームもいいかなと、新築、中古を問わず探し始めたところ、オープンレジデンシアとの出会いがありました。「購入しようと思ったときに、気に入った新築物件が販売されるなんて、そんな機会、一生に一度あるかないか。結婚相手との出会いより希少かもしれないですよね(笑)」
「宵越しの金は持つな」という上司の薫陶の下、20代はひたすら衣服や趣味など自己投資に励んだというA様。住まいは当時、寝に帰るだけの場所でした。30代になり、将来への焦りから路線を変更、熟慮の末に、思い切ってマンションを購入し半年あまり。現在の一番の趣味は料理とのこと。「以前は外食中心でした。でも、年齢的に体調を崩すことも多くなって」。キッチンがぐんと広くなったので、使わないのはもったいないと、健康管理も兼ねて自炊を始めたところ、その面白さに目覚め、今は月に2回、料理教室にも通われているそうです。「仕事も、責任が増えてプレッシャーはそれなりにありますが、やるべきことが明確化して、自分の裁量でできるようになったので、うまく時間を使えるようになったんでしょうね」。
A様のもう一つの趣味は、住まいの周辺のお店の開拓。友人たちとさまざまな店の料理を楽しんでいるそうです。「自分の街という思いが強くなったからでしょうか。お店や、そこに集まる人たちのことを知りたいと思うようになりました。本当に生活が変わりましたね」と、思わず笑みがこぼれます。
間取りも設備も、販売時のままで満足されていたため、オーダーシステムの利用はあまり念頭になかったのですが、スタッフのすすめで検討に入ると、クローゼットの拡張や、ベッドルームを引戸にするなど、想像よりはるかに自由度が高く驚かれたとのこと。「リビングの上部に吊戸棚を付けてほしいとか、いざとなると欲が出てしまって(笑)。出費が増えた分、愛着も増したかな」。リビングのテレビ脇と洗面台に飾られた花は、部屋の中に生きたものがほしいという、A様のこだわりの一つです。
友人もよく来られるようになり、「家を買うとか、料理を始めたと聞くと『ホテルみたいで羨ましい』『意識が高い』『欲しくなった』と感心してくれる人と、『高い買い物だ』『賃貸でいいのに』とマイナス意見もあって、二派に分かれています(笑)。優先順位は人によって違いますものね」。誠実に言葉を選びながら、A様は現在の心境を語ってくださいます。「私も行き当たりばったりの人生の中で、失敗や試行錯誤を重ねるうちに、ちゃんと考えて行動しようと思うようになりました。一歩ずつステージを上げながら、自分だけの資産を持つことに価値を見つけた。その選択は正しかったと思っています」
自分の生き方を見せる場所ですね。仕事は金融関係なので、きちっとしていると人にも言われますが、住まいとなると、その人自身が見えてしまう。購入価格に思い切りのよさが出るとか(笑)。どんな駅や街を好み、どんな間取りやインテリアを選ぶのか…。良くも悪くも、自分を表現できるのが住まいでしょう。また、帰宅して、家の中がだらしなくなっていたら、ああ、また20代の頃に戻りかけていると、自分を律することもできるわけです。逆にいえば、すっきりしていて居心地のいい空間をつくっているなら、今の30代の自分の心も、将来の姿も整っているといえるのかもしれませんね。
住まいづくりが“新たな趣味”に。こだわりとアイデアの詰まった場所
広々とした寝室と、アートに囲まれて自分らしく過ごせる空間。
ストレスフリーで過ごすために、細部にまでこだわった住まい。
住まいが、自分たちにとってかけがえのない場所に変わった。
オーダーシステムで「好きなもの」に囲まれて、メリハリのある生活を。
愛着のある街でマンションを購入。街を知っているからこそ長く暮らしたい
賃貸時より倍以上の広さに。インテリアや暮らし方にもこだわりが生まれた
設計変更の打ち合わせを重ねることで見えてきた理想の暮らし。
若者に人気の街ながら閑静な住宅街。職場までのアクセスも良好
期待以上の設計変更で、より暮らしやすい理想の空間を実現