婚約を機にマンション購入を検討し始めたというC様ご夫妻。結婚のタイミングで新居に住めればと、まずは資産性と価格、街の雰囲気などを重視しながら物件を絞っていったといいます。中古、新築にこだわらずいくつかのエリアを見て回っていくうちに駒沢公園の近くを通り、その時点でエリアを決定。「大きな公園が家のそばにあったら素敵だな、という思いはずっとありました。緑あふれるロケーションで、しかも都心へのアクセスもいいですしね。散歩したり、ピクニックしたりと、どんどん夢が膨らんでいきました」。 エリアが決まってからは、間取りと価格を念頭に数物件を回って検討。決め手となったのは、広々としたルーフバルコニーだったといいます。「ひと目惚れですね。家庭菜園を楽しんだり、空を見上げて寝転がったりできたら……と、次々とやりたいことが思い浮かんできました。」 「最初は資産性が最も重要だと考えていたんですけどね……」と、苦笑いしながら話すご主人様。「けど途中から、そんなことばかり考えていても仕方ないと思うようになって。結局は、自分たちの“好き”という感覚と、思い描いた夢をいかに実現できるかが焦点となっていました」。
「購入して本当に良かった」と口を揃えるご夫妻。マンションを購入したことで、自分たちの居場所がより明確になったといいます。「家だけでなくこの地域にも愛着が沸くようになり、何よりも家で過ごす時間が楽しくなりました」。以前にも増してフットワークが軽くなり、家を拠点に近くの街などに自転車で出かけたりすることも増えたそうです。 また、近くに公園があることで、ちょっとした気分転換が気軽にできるように。現在、リモートワークで家にいることが多いおふたりですが、近所でテイクアウトした弁当を公園で食べたり、散歩やランニングを楽しんだりと、オンとオフの切り替えもスムーズになったといいます。 お気に入りのルーフバルコニーはまだ30%の完成度ということですが、徐々に緑を増やしていきたいとのこと。賃貸とは違ってリノベーションが自由にでき、より自分たちらしい空間を創り上げていくことができるのが楽しみだといいます。「自由度が高いというのは気持ち的にも楽ですし、やはり自分たちらしさが表現できるという意味でうれしいですね」。
オープンキッチンへの憧れから、キッチン周りの設計を大きく変更。仕切りや吊り棚をすべて取り除き、リビングルームと一体化した広々とした空間へと造り替えました。変更するうえで、換気扇フードや蛇口も“見せる”仕様に。天板の幅も40㎝伸ばし、対面カウンターとして使えるようにしました。 また、リビングルームと仕事部屋を仕切る扉もスライド式にし、必要なときだけ仕切れるように変更。リビングルームに広がりを与え、より開放的な空間へと生まれ変わりました。仕事に集中したいときには、扉をスライドするだけでリビングルームの一部が個室に変身。これで、自由自在に空間を調整することができるようになりました。 「最初、担当の方に『やりたいことをすべて挙げてください』と言われたので、夢のようなことまで次々と挙げていったんです。そしたら『これはさすがに難しいかな……』と思うようなことでも、実現に向けていろんな提案をしていただけました。カウンターの天板なども実物を持ってきてくれて、どんな雰囲気になるか見せてくれたり。さすがプロだと感動しました。こちらのこだわりを理解し、真剣に向き合ってもらえて本当に感謝しています」。
「購入を検討し始めていた当初の自分にも教えたいんですけど……」と、少し照れながら話し始めるご主人様。「『今後どれだけ価値が上がるかといった資産性について考えるのはやめましょう』と言いたいですね。先のことをいくら考えても正確な答えは出ないですから。気に入った家が見つかったら、案じる前に買ったほうがいい。自分の家だからこそできることは、思った以上にたくさんあります。『好きなスタイルで自分らしく暮らしていける場所』という考えを優先してほしいですね」。 オーダーメイドのキッチン周りに大満足という奥様からは、設計担当者との向き合い方についてのアドバイスをいただきました。「最初から無理とあきらめずに、まずは自分が思い描いていることを何でも伝えたほうがいいと思います。最初はぼんやり抱いていたような夢も、話し合いを重ねるうちに次第に明確になっていきました。プロだからこそのアイデアで、素人では思いつきもしないような方法で夢を叶えてくれます。せっかくのマイホームなのだから、満足がいくものを追い求めるのがよいと思います」。
僕にとっての住まいとは、人生の一部として共に歩み続けていくもの。これから過ごす時間はこの家がベースになっていくわけで、いつか過去を振り返ったときにいつでも思い出と共にある大切な場所だと思っています。
安らぎを与えてくれる場所であると同時に、自己表現できる場所ですね。実際、友人を呼んでホームパーティーをする機会が増えたのですが、その都度、どんなお料理を作ってゲストをもてなすかといったことを考るのも楽しみのひとつです。どうやって自分らしい空間を作り出し、相手に喜んでもらえるような場にするか。さらに、コミュニケーションを生み出し、自分を表現し合う場でもあると思っています。
住まいづくりが“新たな趣味”に。こだわりとアイデアの詰まった場所
広々とした寝室と、アートに囲まれて自分らしく過ごせる空間。
ストレスフリーで過ごすために、細部にまでこだわった住まい。
住まいが、自分たちにとってかけがえのない場所に変わった。
オーダーシステムで「好きなもの」に囲まれて、メリハリのある生活を。
愛着のある街でマンションを購入。街を知っているからこそ長く暮らしたい
賃貸時より倍以上の広さに。インテリアや暮らし方にもこだわりが生まれた
設計変更の打ち合わせを重ねることで見えてきた理想の暮らし。
若者に人気の街ながら閑静な住宅街。職場までのアクセスも良好
期待以上の設計変更で、より暮らしやすい理想の空間を実現